AWSのLambdaアプリをJavaで開発します。
とりあえずシンプルなものを実行できるところまで環境を整える手順です。
統合開発環境にIntellijを使用します。
0. JDKをダウンロード
AWSと連携を可能にしたAmazon Corretto(JDK)をダウンロードします。
https://docs.aws.amazon.com/corretto/latest/corretto-11-ug/downloads-list.html
下記コマンドで入力されたことを確認
java -version openjdk version "11.0.12" 2021-07-20 LTS OpenJDK Runtime Environment Corretto-11.0.12.7.1 (build 11.0.12+7-LTS) OpenJDK 64-Bit Server VM Corretto-11.0.12.7.1 (build 11.0.12+7-LTS, mixed mode)
1. Gradleをダウンロード
1. 以下より、binaryファイルをDL
https://gradle.org/releases/
2. DLしたファイルを解凍し、任意のディレクトリに配置
3. 下記例のように環境変数を設定
操作 | 環境変数名 | 追加・更新パス |
---|---|---|
追加 | GRADLE_HOME | C:\gradle-6.9.1 |
更新 | PATH | C:\gradle-6.9.1\bin |
4. 確認
gradle --version
3. AWS CLIのインストール
下記記事の手順にてインストールを行います。
ikodatech.com
4. IDEのインストール
下記からIntellijのCommunity版をダウンロード、インストールを行います。
https://www.jetbrains.com/ja-jp/idea/download/#section=windows
5. IDEにプラグインを追加
IDEでAWSに関する操作を実施できるプラグイン「AWS Toolkit for JetBrains」を導入します。
Plugins(プラグイン)でawsで検索し、表示されたAWS Tookitのインストールを実行
6. gitからソースを取得
下記は公式のドキュメントですが、Javaを使用したLambda開発に関して書かれており、
「java-basic」というJavaを使用した最小の機能をもったアプリのソースがあります(Hello Worldレベルのアプリ)
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lambda/latest/dg/java-samples.html
git clone https://github.com/awsdocs/aws-lambda-developer-guide.git
7. IDEで開く
File -> Open から3.で落としてきたフォルダから「aws-lambda-developer-guide/sample-apps/java-basic」
を開きます。
開くときにビルドツールの設定を迫られたら"Gradle project"を選択しましょう。
8. ビルド
IDE右側にある、GradleからTasks -> buildを開き「build」をダブルクリックでビルドを実行する。
上手くいけば下記のように成功のメッセージが出力されます。
9. 実行
Handler.javaを開くとLambdaアイコンが表示されているのでそれをクリックし「Run~~」を選択。
「Modify Run~~」を開きInput のテキストボックスにパラメータが入力できるが今回のサンプルアプリでは、
不要なので空の"{}"を入力しておく。
"AWS Conncection"タブから任意のCredentialsを選択
"OK"ボタンをクリック
ローカルで動作させる分には”aws configure”で適当な値を入力してプロファイルを作成しておけばよいです。
※もしかしたらdockerをインストールしておかなければ実行できない可能性があります。
dockerは下記にてインストール手順を記載しています。
AWS入門~localstackでローカル開発環境を準備する - App Engineerの開発ノート
上手くいけばログや実行結果がコンソールに表示されます。
これで実際のサーバーにアップしなくてもある程度の開発できそう。
ここまで 読んで頂きありがとうございました。
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